第36回 ネットワークの形態(役割によって分けた場合)
第37回 ネットワークの形態(接続形態によって分けた場合)
第38回 アクセス制御方式
第39回 ネットワークの形態(ケーブルの種類によって分けた場合)
第40回 ルータの機能
第41回 OSI基本参照モデルについて
第42回 ルータの過去問題
第43回 試験に出るネットワーク用語1
第44回 ファイアウォールの実現方式
第45回 プロキシサーバとは?
第46回 RAS(Remort Access Server)とは?
第47回 利用者認証
第48回 ワンタイムパスワードのタイムスタンプ方式
第49回 ワンタイムパスワードのチャレンジ/レスポンス認証
第50回 チャレンジ/レスポンス認証の練習問題
第51回 パスワード管理の過去問題
第52回 PPP
第53回 PPPの過去問題
第54回 暗号化
第55回 暗号化の練習問題
第56回 暗号化の練習問題2
第57回 共通かぎ暗号方式の種類
第58回 DESの練習問題
第59回 公開かぎ暗号方式過去問題
第60回 公開かぎ暗号方式過去問題2
第61回 無線LANのアクセス管理
第62回 無線通信の暗号化
第63回 公開かぎ暗号方式過去問題3
第64回 クッキー
第65回 クッキーの過去問題
2005年07月21日
2006年07月10日
第36回 ネットワークの形態(役割によって分けた場合)
今回から、ネットワークについてのポイントを、ご紹介させていただきます。
○クライアント・サーバ型
クライアント(サービスを要求)とサーバ(サービスを提供)に分けてネットワークを構成します。
※サーバとは、例えば、プリントする・ファイルを保管する・メールの送信をする・受信をするなどの何かのサービスを提供する機械をいいますが、使用する場面によっては、サーバが他のサーバに要求をすることがあります。
役割によって同じ機械がサーバになったり、クライアントになったりするわけです。
ファイルサーバがプリントサーバに印刷を要求するというときは、ファイルサーバはクライアントになります。
○ピアツーピア型
クライアントとサーバを決めずにネットワークを構成するもので、簡易型のネットワークです。
○クライアント・サーバ型
クライアント(サービスを要求)とサーバ(サービスを提供)に分けてネットワークを構成します。
※サーバとは、例えば、プリントする・ファイルを保管する・メールの送信をする・受信をするなどの何かのサービスを提供する機械をいいますが、使用する場面によっては、サーバが他のサーバに要求をすることがあります。
役割によって同じ機械がサーバになったり、クライアントになったりするわけです。
ファイルサーバがプリントサーバに印刷を要求するというときは、ファイルサーバはクライアントになります。
○ピアツーピア型
クライアントとサーバを決めずにネットワークを構成するもので、簡易型のネットワークです。
第37回 ネットワークの形態(接続形態によって分けた場合)
今回は、接続形態(トポロジ)によって分けた場合のポイントです。
○スター型 ハブ(集線装置)を中心にしてつなぐため、接続の様子が星(スター)のような形になります。(実際の形状は星型にはなりません)
10BASE-Tや100BASE-TX(後述)などで、イーサネットケーブルを使用してつなぐ場合がほとんどです。制御方式については、CSMA/CD方式(後述)となります。
○バス型 一本の線をから枝分かれするような形で、コンピュータに線を引き込むというような形で接続されます。
10BASE2や10BASE5(後述)で使用されます。
制御方式については、CSMA/CD方式(後述)となります。
○リング型 バス型の両端をつなぎリング型にしたものです。
制御方式については、トークン・パッシング方式(後述)となります。
○スター型 ハブ(集線装置)を中心にしてつなぐため、接続の様子が星(スター)のような形になります。(実際の形状は星型にはなりません)
10BASE-Tや100BASE-TX(後述)などで、イーサネットケーブルを使用してつなぐ場合がほとんどです。制御方式については、CSMA/CD方式(後述)となります。
○バス型 一本の線をから枝分かれするような形で、コンピュータに線を引き込むというような形で接続されます。
10BASE2や10BASE5(後述)で使用されます。
制御方式については、CSMA/CD方式(後述)となります。
○リング型 バス型の両端をつなぎリング型にしたものです。
制御方式については、トークン・パッシング方式(後述)となります。
第38回 アクセス制御方式
今回は、前回のところで、出てきましたCSMA/CD方式とトークンパッシング方式のポイントです。前回の接続形態についてのポイントと合わせて、確認してくださいね。
○CSMA/CD方式 スター型とバス型で用いられる方式で、すべてのコンピュータにデータを送り、宛先以外のコンピュータはデータを破棄する。データが衝突したときは、ランダムな時間後、データの再送信を行う。
○トークンパッシング方式 リング型で用いられ、リング上をトークンというデータを運ぶためのものが回っている。データを送るときは、このトークンを捕まえてデータを乗せて目的のコンピュータに送る。
○CSMA/CD方式 スター型とバス型で用いられる方式で、すべてのコンピュータにデータを送り、宛先以外のコンピュータはデータを破棄する。データが衝突したときは、ランダムな時間後、データの再送信を行う。
○トークンパッシング方式 リング型で用いられ、リング上をトークンというデータを運ぶためのものが回っている。データを送るときは、このトークンを捕まえてデータを乗せて目的のコンピュータに送る。
2006年07月11日
第39回 ネットワークの形態(ケーブルの種類によって分けた場合)
(10BASE-T)
通信媒体 ツイストペアケーブル
最大速度 10Mbbs
最大ケーブル長 100m
延長時の最大長 500m
(10BASE-2)
通信媒体 同軸ケーブル
最大速度 10Mbbs
最大ケーブル長 185m
延長時の最大長 1000m
(10BASE-5)
通信媒体 同軸ケーブル
最大速度 10Mbbs
最大ケーブル長 500m
延長時の最大長 2500m
(100BASE-TX)
通信媒体 ツイストペアケーブル
最大速度 100Mbbs
最大ケーブル長 100m
延長時の最大長 100m
覚え方は ○BASE-□△
の○□△に規格が入ります。
○が速度でMbpsになります。
□(数字)が長さで×100m(100の位未満四捨五入)となります。
△(大文字アルファベット)が伝送媒体(線)の種類で、
T ツイストペアケーブル(より対線)
F 光ファイバー
空白 同軸ケーブルとなります。
基本ですので、確実におぼえてくださいね(^_^)v

