2006年08月31日

シスアド講座 第89回 減価償却費のワンポイント

今回は、財務会計の問題でよく出題される減価償却費のワンポイントです。

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建物や車両など期間が経過すると価値が下がっていきますよね。
この下がった価値のことを減価償却と言います。
計算方法として、定額法と定率法があります。

定額法は、毎年、帳簿価額を一定額減額していく方法です。
定率法は、毎年、帳簿価額を一定の比率で減額していく方法です。

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定額法の場合は下のような式で計算します。

減価償却費=(取得原価-残存価額)/耐用年数

例えば100万円で購入した車両が、10年で価値が10万円となるとします。
この場合、取得価額が100万円、耐用年数が10年、残存価額が10万円
となります。
式に当てはめると、(100-10)/10で9万円となります。
毎年、9万円ずつ価値が減少するということです。

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定率法の場合は下のような式で計算します。

減価償却費=帳簿価額×償却率

例えば、100万円で購入した車両が、償却率10%だとすると、
1年目は、100×0.1=10万円
2年目は、100万円から1年目の減価償却費を引いた90万円に償却率をかけて、
90×0.1=9万円となります。
3年目以降も、前年までの減価償却の累計額を
取得した100万円から引いた値に償却率をかけると計算できます。

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次回は、過去問題をご紹介します。頑張ってくださいね(^_^)v
posted by heronaka at 13:50| Comment(0) | 第6章 業務とコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シスアド講座 第90回 減価償却費の過去問題

問題32 (H13秋問66一部改)

(単位は千円とする)

取得価額が、10,000(千円)の建物の減価償却費を計算すると、
何千円となるか。

ここで、償却方法は定額法、耐用年数は20年とし、
残存価額は取得額の10%とする。

(ア)270

(イ)320

(ウ)450

(エ)500


























解答は、(ウ)の450となります。

取得価額の10,000が、20年で10%の1,000になります。
20年で10,000-1,000=9,000償却する(減る)ので、
1年あたりの減価償却費は、9000/20=450となります。
減価償却の仕組みを理解すれば、公式を覚えてなくても
確実に答を出せます。
是非、得意分野にしてくださいね(^_^)v

posted by heronaka at 13:55| Comment(0) | 第6章 業務とコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シスアド講座 第91回 在庫評価についてのワンポイント

今回は、在庫評価についてのワンポイントです。
商品の売上高から利益を求めるときに売上原価を引かなければいけません。
売上原価は簡単に言うと、仕入値ですが、
在庫が倉庫にあるとイメージしてくださいね。
売れた商品は倉庫から出しますが、仕入値は変動するものもあります。
いつ仕入れた値段で計算するかで、売上原価が変わってきます。

(先入先出法)
先に仕入れたものから出庫される

(後入先出法)
後から仕入れたものから出庫される

(移動平均法)
入出庫ごとに在庫の平均単価を払出単価として用いる

(総平均法)
1ヶ月とか1年などの一定期間の平均単価を計算したものを
払出単価として用いる

以上のように、いくつかの計算方法があります。
過去の出題は、ほとんどが(先入先出法)です。
まずは、これを理解して得意分野にしましょうね(^_^)v
posted by heronaka at 14:10| Comment(0) | 第6章 業務とコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シスアド講座 第92回 在庫評価の過去問題

問題33 (H14春問68)
(類題H16秋問67)

ある商品の前月繰越と受払いが表の通りであるとき、
先入先出法によって算出した10月度の売上原価は何円か。

10/1 前月繰越100個
 繰越単価200円/個
10/5 仕入50個
 仕入単価215円/個
10/15 売上70個
10/20 仕入100個
 仕入単価223円/個
10/25 売上60個

(ア)26,450  

(イ)27,250

(ウ)27,586

(エ)28,130






























解答は(ア)の26,450となります。

10/15の売上70個の売上原価は、在庫の中で一番古い
(先に入った)ものから単価を計算すると、
10/1に繰り越された100個のうちの70個で計算して、

200円×70個で14,000円です。

この時点で、10/1の繰越分は残り30個です。



10/25の売上60個は、古いものから単価を計算すると、
10/1の繰越分が30個と10/5の仕入分の30個の計60個です。

売上原価は
200円×30個+215円×30個
で、12,450円となります。


10/15の売上原価14,000円と10/25の売上原価12,450円をたすと、
26,450円となり、解答は(ア)の26,450となります。


類題がいくつかありますので、過去問題で確認して
頑張ってくださいね(^_^)v
posted by heronaka at 14:12| Comment(0) | 第6章 業務とコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

シスアド講座第113回 財務会計のワンポイント

今回は、財務会計のワンポイントを紹介します。

最初は仕訳です。

仕訳のみについての問題は、ほとんど出題はありませんが、
貸借対照表、損益計算書、残高試算表は、
財務会計(簿記)の問題の基本になります。


今まで、小遣い帳や家計簿をつけたことはないですか?
小遣い帳や家計簿などの形式を単式簿記と言います。

プラス(黒字)になっているか、マイナス(赤字)になっているかで
一つの科目で記入していきます。

例えば、電気料金、書籍購入、食料品などで記録しますよね。


一般的な簿記で使用される帳簿は、複式簿記という方法で記録がされ、
1つの取引に対して複数(2つ)の科目が必要です。



例えば、先ほどの例でいくと、


電気料金を支払って、何が変化したのかと考えます。

わかりますか?



銀行引き落としの場合、普通預金の残高が減りますよね!
コンビニで現金払いでしたら、現金が減りますよね!


本屋さんで、現金で書籍を購入しました。

書籍を購入して、現金が減ったわけですよね。



食料品をスーパーでクレジットカードで買いました。

カードの未払金が増えるわけです。


このように、何かの取引があったときには、原因と結果があります。

この原因と結果を、法則によって、借方(左側)と貸方(右側)に
分けて記入することを仕分けといいます。

そして、この仕分けの際に使用する科目のことを勘定科目といいます。



よろしいでしょうか?

わかっていただけましたでしょうか?


それでは、仕分けの決まり(法則)について書きますね。


仕訳とは、帳簿記入時の勘定科目を借方(左側)、
貸方(右側)に分けることをいいます。

勘定科目を、大きく5つのグループに分けると、
資産・負債・資本・費用・収益に分けることができます。

この中の、資産・負債・資本について集計したものが貸借対照表で、
費用と収益を集計したものが、損益計算書になります。

そして、貸借対照表と損益計算書を1つにして集計したものが
残高試算表となります。





貸借対照表

   l負債
 資産l資本
   l純利益
   l

損益計算書

純利益l
   l
 費用l収益
   l

残高試算表

   l負債
 資産l資本
   l
 費用l収益

のような構造となります。


左側を借方
右側を貸方

と言います。


例えば、資産が増えれば、左側の借方に記入します。
逆に資産が減れば、反対側の右側の貸方に記入します。
(資産と言うのは、現金、預金、土地など主に
お金に変えることができるものと考えるとわかりやすいと思います)

逆にお金を銀行から借りました。
そうすると、借入金として、右側(貸方)に記入します。

お金を銀行に返しました。
この場合は、借入金が減ったということで、
左側(借方)に記入します。


どうですか?

簿記がはじめてという方も、何となくでも良いので、
わかっていただければ嬉しいです。

以前に会計ソフトの講座では、今のようなことを、もっと丁寧に詳しく、
たくさんの例をあげて、解説をしていたのですが、
長くなりますので、このくらいにしておきますね(^_^)v
posted by heronaka at 09:41| Comment(0) | 第6章 業務とコンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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