今回は情報の収集方法の頻出ポイントの解説です。
収集の方法には、面接(ヒアリング)、資料調査、アンケート、会議方式などがありますが、会議方式として、ブレーンストーミングとバズセッションがよく出題されます。
この2つは過去問題や解説書では、よく紹介されているのですが、初めて聞く方は、必ず覚えてくださいね!!
ブレーンストーミングは、話し合いの手法の一つで、多くのアイデアを集めるために、自由に意見や考えを述べてもらいます。
そのためのルールとして、
(1) 批判厳禁
(2) 質より量
(3) 自由奔放
(4) 便乗歓迎
の4つの原則があります。
(1)は他人の意見に関して批判はしない。
(2)は良い意見を述べるより、たくさんの意見を出してもらうことを重視する。
(3)は自由に意見を述べてもらう
(4)は他人の意見に便乗する形でアイデアを出すのも良いという意味です。
午前問題では、過去に何度も出題されています。
ほとんど同じ問題もありますので、過去問題で確認をしておいてくださいね!!
2006年08月31日
シスアド講座 第94回 バズセッション
バズセッションは、あるテーマについて6人ほどのグループに分けて討議して、グループ内で出したアイデアを全体で話し合う手法です。
(1) グループに分ける
(2) リーダと記録係を決める
(3) テーマについて10分ほど討議する
(4) テーマについての見解をまとめる
(5) リーダがグループの見解を発表する
という手順になります。
小中学校で、班を分けて話し合いをした経験はないでしょうか。
この状況とにているので、思い出していただければわかりやすいと思います。
話し合いの技法については、前回のブレーンストーミングとバズセッションの2つは必ず覚えてくださいね(^_^)v
(1) グループに分ける
(2) リーダと記録係を決める
(3) テーマについて10分ほど討議する
(4) テーマについての見解をまとめる
(5) リーダがグループの見解を発表する
という手順になります。
小中学校で、班を分けて話し合いをした経験はないでしょうか。
この状況とにているので、思い出していただければわかりやすいと思います。
話し合いの技法については、前回のブレーンストーミングとバズセッションの2つは必ず覚えてくださいね(^_^)v
シスアド講座 第95回 KJ法
今回は問題解決の技法の一つである、KJ法のポイントです。
KJ法は関連するアイデアを統合して、そこから発想する手法です。
(1) 1つのアイデアを1枚のカードに記入する
(2) 関連するカード同士をまとめてグループにする
(3) そのグループにタイトルをつけ、再び関連するグループを上位グループにまとめ統合していく
(4) グループ化したものを図解する
(5) この図解から何らかの関連を見出すことでアイデアを文書化する
という手順です。
この手順がわかっていれば、KJ法に関しては、午前の過去問題は解けます。
過去に何度も出題されています。
出題例 H15春問63
では、頑張ってくださいね(^_^)v
KJ法は関連するアイデアを統合して、そこから発想する手法です。
(1) 1つのアイデアを1枚のカードに記入する
(2) 関連するカード同士をまとめてグループにする
(3) そのグループにタイトルをつけ、再び関連するグループを上位グループにまとめ統合していく
(4) グループ化したものを図解する
(5) この図解から何らかの関連を見出すことでアイデアを文書化する
という手順です。
この手順がわかっていれば、KJ法に関しては、午前の過去問題は解けます。
過去に何度も出題されています。
出題例 H15春問63
では、頑張ってくださいね(^_^)v
シスアド講座 第96回 統計で使う用語
今回は統計で使う用語の説明をさせていただきます。
◎メジアン(中央値)
データを昇順、または降順に並び替えたときに、中央にくるデータのことです。
データの個数が奇数個の場合は、真ん中にくるデータになります。
例えば、5個のデータがあれば、メジアンは3個目のデータです。
例えば、9個のデータがあれば、メジアンは5個目のデータです。
データの個数が偶数個の場合、真ん中にくるデータが2個の平均になります。
例えば、10個のデータがあれば、メジアンは5個目のデータと6個目のデータの平均になります。
◎モード(最頻値)
もっとも多いデータです。
◎レンジ(最大値と最小値の差)
基本的なところですが、これを忘れてしまったために、基本的な問題が解けない人が多いです。
必ずおさえておいてくださいね(^_^)v
◎メジアン(中央値)
データを昇順、または降順に並び替えたときに、中央にくるデータのことです。
データの個数が奇数個の場合は、真ん中にくるデータになります。
例えば、5個のデータがあれば、メジアンは3個目のデータです。
例えば、9個のデータがあれば、メジアンは5個目のデータです。
データの個数が偶数個の場合、真ん中にくるデータが2個の平均になります。
例えば、10個のデータがあれば、メジアンは5個目のデータと6個目のデータの平均になります。
◎モード(最頻値)
もっとも多いデータです。
◎レンジ(最大値と最小値の差)
基本的なところですが、これを忘れてしまったために、基本的な問題が解けない人が多いです。
必ずおさえておいてくださいね(^_^)v
シスアド講座 第97回 統計で使う用語の過去問題
問題34 (H11秋問11)
次の条件を満たす8個のデータがある。
このとき(a)(b)にあてはまる値の組み合わせとして正しいものはどれか?
10,10,20,(a),(b),30,30,40
(条件)
メジアンは25である
モードは30である
(解答群)
(ア) a 20, b 20
(イ) a 20, b 30
(ウ) a 25, b 30
(エ) a 30, b 30
解答(イ)です。
この問題のように偶数個のデータの場合のメジアン(中央値)は、中心の2個のデータの平均となります。
(a)(b)がこの中央の2個となるので2つのデータの平均が25となるイが正解となります。
次の条件を満たす8個のデータがある。
このとき(a)(b)にあてはまる値の組み合わせとして正しいものはどれか?
10,10,20,(a),(b),30,30,40
(条件)
メジアンは25である
モードは30である
(解答群)
(ア) a 20, b 20
(イ) a 20, b 30
(ウ) a 25, b 30
(エ) a 30, b 30
解答(イ)です。
この問題のように偶数個のデータの場合のメジアン(中央値)は、中心の2個のデータの平均となります。
(a)(b)がこの中央の2個となるので2つのデータの平均が25となるイが正解となります。

